最新のIESE Insight magazine 27号の見所をまとめた記事を紹介します。
今回のIESE Insightは、誠実さ【Integrity】を主なトピックとしています。メイン記事の「Walk the Talk: Managing with Integrity」は、マネジメントにおけるintegrityレベル向上の必要性について説明しています。
ミスマネジメントに対してのペナルティーをいかに厳しくしても、企業文化やマネジメント方法そのものが変わらないことには意味がないとAntonio Vaccaro教授は言います。道徳的意識を常に持ち、日々の仕事に反映させることが重要だと強調しています。
また、コンプラインアンスのみに頼っている現状についても問題提起されています。例えばChief Integrity Officerというポジションを作るなど、社員全員がintegrityを仕事の一部として理解する必要があると書かれています。Integrityは世界共通のコンセプトであり、多国籍企業にとっても一貫して理解を得られると説明されています。
記事の最後には、VUCA (volatile, uncertain, complex and ambiguous)な状況に直面しているリーダーを手助けする組織の必要性を訴えるFred Krawchuk教授のリサーチについても触れています。
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