FFLA 2025受賞者のエヴァ・ベッカー氏が寄稿しました。原文(英語)は、こちらをご覧ください。
エンパワーメントとつながり
1月、私はバルセロナのIESEで開催された「Future Female Leaders Award(FFLA)」に参加するという素晴らしい機会を得ました。キャンパスに到着した瞬間から、私は刺激を受け、そして温かく迎え入れられました。このイベントは、世界中から集まった意欲的な女性たちを結びつけるものであり、その一員になれたことを本当にありがたく思っています。
自己紹介
私は現在、一般外科で勤務する医師であり、がん研究とヘルスケア・イノベーションに強い関心を持っています。キャリアの次のステップを模索する中で、医学・テクノロジー・ビジネスが交差するリーダーシップの機会にますます惹かれるようになりました。その好奇心こそが、私をIESEとFFLAへ導いたきっかけでした。
応募した理由
私は、価値観に基づくリーダーシップを重視するMBAプログラムを調べているときに、Future Female Leaders Awardを知りました。このプログラムは、卓越した学問的評価に加え、多様性と女性のエンパワーメントへの取り組みでも際立っていました。
FFLAは、IESEの文化を体感し、志を同じくする女性たちとつながり、自分自身のリーダーシップの歩みを見つめ直す絶好の機会だと感じました。
FFLAでのハイライト
バルセロナで過ごした3日間は、学びとネットワーキング、そしてインスピレーションに満ちていました。週末はアドミッションチームからの温かい歓迎で始まり、すぐにIESEの活気あるキャンパスライフに飛び込みました。
特に印象的だったのは「Women in Business Conference」への参加です。IESEの卒業生や企業リーダーによる力強いパネルディスカッションやワークショップが行われ、「ガラスの天井を破る」テーマから「真のリーダーシップ」まで、幅広い議題が取り上げられました。そこでは、実践的なスキルと新たな目的意識を得ることができました。
また、公式セッション以外の時間も非常に貴重でした。バルセロナ中心部でタパスを囲みながら語り合ったり、参加者同士で将来の夢を共有したり、異業種・異文化の女性たちのストーリーを聞いたりと、あらゆる瞬間が刺激的でした。
リーダーシップには多様な形があり、影響を与えるための道はひとつではないということを改めて感じました。
学んだこと
最大の学びのひとつは、「リーダーシップとはすべての答えを持つことではなく、正しい質問をすること、そして成長に対して開かれていること」だということです。
Women in Business Conferenceのスピーカーたちは、多くが自身の成功だけでなく、苦労や挫折についても率直に語ってくれました。その謙虚さと誠実さに心を打たれ、高い成果を追求する環境の中でこのようなオープンさを見ることができたのは、とても励みになりました。
更に、支援ネットワークを築くことの大切さも実感しました。FFLAで出会った仲間とのつながりは本物であり、力強いものでした。このイベントを通じて、世界中で変化を起こそうとする女性たちの共同体の一員になれたと感じています。
最後に
もし次回のFFLAへの応募を考えているなら——ぜひ挑戦してみてください。これは単なるリーダーシップ賞ではなく、自分に挑戦し、素晴らしい人々と出会い、自分がどんなリーダーになりたいのかを見つめる機会なのです。
私はバルセロナを後にする頃、IESEのMBAについてより深く理解できただけでなく、自分の声と経験に自信を持つことができるようになっていました。
このように意味のある、そして忘れられないイベントを企画してくださったIESEチームに心から感謝します。この旅がこれからどこへ導いてくれるのか、そしてFFLAで出会った素晴らしい女性たちと再び交われる日を心待ちにしています。
Future Female Leaders Award 2026 の応募は、2025年9月15日から10月29日まで受け付けています。
このチャンスをお見逃しなく!詳細と応募はこちらをご覧ください。


