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IESEとEquatorial Coca-Cola Bottling Company(ECCBC)は、アフリカ大陸におけるエグゼクティブ・トレーニングと人材育成を促進する目的で、このほど協力協定を締結しました。
この協定は当初5年間で、ECCBCは毎年、MBAの学生最大2名と、MiMの学生最大2名に対し、新しい「赤道コカコーラ」奨学金を支給するとしています。
また、この奨学金の受給者は、卒業後、同社での実務経験を経て、モロッコの本社またはアフリカ大陸の子会社でローテーションプログラムを開始します。
今年、IESEとECCBCは、MBAから2名、MiMから1名、既に入学済の学生に奨学金を付与しました。両機関は、この協定が今後数年間で、より多くのアフリカの人材をIESEに惹きつけ、より多くのハイレベルの専門家がアフリカでのエグゼクティブ・キャリアの追求を選択するようになることを期待しています。
この提携は、IESEのプログラムの国際性を高める上で重要な役割を果たすだけでなく、IESEのAfrica Initiativeの使命の一部でもあります。Africa Initiativeは、アフリカ大陸で持続可能なビジネス・リーダーシップを促進し、アフリカ社会に肯定的かつ永続的な影響を与えることを目的としています。
IESEは20年以上にわたり、アフリカにおけるビジネス開発と経営者トレーニングに貢献しており、数多くのプログラムやモジュール、教授向けトレーニングコース、交流イベントや活動、機関協定、学術研究などを実施しています。とりわけ、アフリカ大陸に3つのビジネススクールが設立された際のIESEの重要な関与は注目に値します。それらは、ナイジェリアのLagos Business School、ケニアのStrathmore Business School、コートジボワールのMDEビジネススクールです。
ECCBCの使命は、事業を展開する全ての国で最高の飲料会社になること、そしてアフリカにおけるコカコーラシステムの主要ボトラーになることであり、地域社会に長期的な価値を創造し、アフリカのより良い未来に投資することです。そのために、ESG(環境・社会・ガバナンス)への配慮をECCBCの事業戦略に組み込むことで、ECCBCのあらゆる分野における価値を向上・強化することを目的として、2022年に2030年に向けたESGインパクト戦略を策定しました。この意味で、ECCBCは、持続可能性、環境保護、地域社会、ガバナンスの実践を、事業の成功を強化するための相互に関連した基本的要素として結びつけることに成功しています。