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IESE MBA Class of 2022の入学者が決まり始めています!来年バルセロナにいらっしゃる方々を、キャンパスで迎えることを楽しみにしています。ここに到達するために多くの努力をされましたね、しかし、これは新しい素晴らしい冒険の始まりに過ぎません!
「今後9か月、IESE MBAを始めるにあたっての最良の準備は何でしょうか。」この質問を何度も頂いているので、MBA入学審査チームは、時間をどのように過ごすことができるかについて、実用的な提案をまとめました。
グローバルな教室の環境に備えるために、Director のパスカル・ミケルス(MBA Class of 2010)はエコノミストを読むことを推奨しています。 「この出版物で取り上げられている殆どの国や企業の人々に必ず会うことができます。」ファイナンシャルタイムズを読むことは、MBAの1st termのCapital Marketsの授業の要件でもあるため、便利です。ですから、この習慣を早く始めることを検討してはいかがでしょうか。
Pascalは、就職活動を急いで開始したいならば、働きたいと思う企業を調査するために時間を割くべき、と提案します。最新のニュースに目を光らせ、年次報告書を読み、CEO関連記事を読み、対象企業で働く社員と個人的に連絡を取ることが含まれます。夢の会社のリストを作り始めて、授業が始まった時に、努力がより的を絞って影響力を持つようにしましょう。
MBA以前の読書をお探しの方のために、役立つキャリア関連の本をご紹介します。
- “Career Anchors Self-Assessment”, エドガー・H・シャイン&ジョン・ヴァン・マーネン
- “Strengths Finder 2.0”, トム・ラス
- “The 2-Hour Job-Search” , スティーブ・ダルトン
- “Case in Point: Complete Case Interview Preparation”, マーク・コセンティーノ
- “Investment Banking: Valuation, Leveraged Buyouts, and Mergers and Acquisitions” , ジョシュア・ローゼンバウム、ジョシュア・パール
Associate Directorの西田朋史氏(MBA Class of 2016)は、日本などの一部の地域では、MBA採用会社がMBA前のネットワーキングイベントを開催することが多いと指摘しています。彼は、日本の合格者がこれらの壮行会に参加することを奨励しています。これは、将来の雇用主にあなたのプロフィールを強調し、どんな種類の機会があるかを理解する素晴らしい方法です。
キャリアチェンジャーは、リードタイムを最大限に活用し、新しいキャリアパスを探求するために、2-4週間の短いプレMBAインターンシップを行うことも検討できます。ただし、これは探している経験の種類と、その時点で取り組むのに適したプロジェクトがあるかどうかによって異なります。これを行うには、個人的なネットワークとIESEネットワークを活用し、コミュニケーションを重ねた上で何が可能かを確認します。
西田朋史氏はまた、8月に集中的なビジネススペイン語クラスが始まる前に、留学生はスペイン語を学ぶことで利益を得られると考えています。自身の経験に基づいて、彼は、それが移行を少し簡単で快適にすることができると感じています。加え、DuoLingoなど、基本的なスペイン語を素早く習得するのに役立つユーザーフレンドリーなアプリがたくさんあります。
他方、非常に重要なことは、アソシエイト・ディレクターのナタリア・アンティップ(MBA Class of 2019)が強調するように、MBAが始まる前に十分な休息をとることです。学校が始まると非常に忙しくなりますので、心身ともに健康に気をつけてください。最後に、周りの貴重な人々とできるだけ多くの時間を過ごすことを忘れないでください。家族や友人によって提供されるかけがえのない支援は、多くの場合、MBAを成功たらしめる非常に重要な部分でもあります。
素晴らしい年末年始をお過ごしください。