夏季休暇中の海外インターン

 

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多くのMBA学生は、MBAを通じて海外での実務経験を積もうとしています。 IESE MBA Class of 2020の学生の一部は、昨夏それを実現し、世界中の企業で働きました。 最近のWebinarで、スリヤンシュ・シュリバスタヴァ 、盛田毬歌さん、ペク・スンリ(フェリックス)は、母国以外での夏のインターンシップの経験について話し、その機会を確保する方法についてヒントを提供しました。 主な点は次の通りです。

 

 


3名のMBA Class of 2020の紹介

1. スリヤンシュ・シュリバスタヴァ(S)、インド出身

インド工科大学(IIT)ボンベイ、土木工学部

Flipkart、サプライチェーンマネージャー、4年間勤務

楽天(東京)でのインターンシップに参加

 

2. 盛田毬歌 (M)、日本出身

国際基督教大学、教養学部

乃村工藝社、セールスプロジェクトマネージャー、4年間勤務

DOQ(シドニー)、Johnson & Johnson Janssen (東京)、McKinsey & Company(東京)でのインターシップに参加

 

3. ペク・スンリ(フェリックス)(F)、韓国出身

延世大学、政治学部

Posco E&C(Construction)、コーポレートファイナンスマネージャー、7年間勤務

Schneider Electric (バルセロナ)でのインターンシップに参加

 


インターンで何をしたか

(S) 楽天は日本の電子商取引会社です。IESEのキャリアサービスを通じてこのインターンシップを確保し、CEOインターンシッププログラムに参加しました。私のインターンでの役割は、グローバル企業との戦略的提携に取り組み、合併と買収またはパートナーシップ契約のいずれかを通じて楽天の技術能力を強化することでした。私が取り扱った国には、日本、オーストリア、インドが含まれていました。

(M) 夏のインターンシップに おいては3つの目標がありました。職掌面では、マーケティングとコンサルティングを探していました。そして、大規模な多国籍企業で働きたいと思っていました。地理的には、日本国内外で働くことにオープンでした。インターンシップの経験を最大限にすべく、3つの夏のインターンシップに参加しました。 DOQはシドニーのマーケティング代理店であり、個人的なネットワークを通じてインターンシップを確保していました。日本のクライアントがビジネスをオーストラリアに拡大したいというターゲットを絞ったプロジェクトに取り組み、市場調査段階と全体的なマーケティング計画に関与していました。東京のJohnson & Johnson Janssenについては、IESEのキャリアサービスを活用し、オンラインインタビューを通じてインターンシップを確保しました。International Recruitment and Development Program(IRDP)にマーケティングインターンとして参加し、社内および社外の利害関係者とコミュニケーションを取り、医療関係者向けのSalesforceを強化する解決策を提案しました。東京のMcKinsey & Companyでは、IESEのキャリアサービスを活用し、対面インタビューを通じてインターンシップを確保し、日本に特化した1週間のプログラムに参加し、そこでコンサルタントの実務生活を体験し、パートナーと交流し、模擬プロジェクトにも参加しました。

(F) Schneider Electricは、エネルギー管理に特化したフランスの会社です。IESEのキャリアサービスを通じてこのインターンシップを確保しました。私のインターンの役割は、埋め立て地に廃棄する代わりに電気自動車のバッテリーを再利用する戦略を設計するプロジェクトを取り仕切ることでした。

 


インターンで何を学んだか

(S) CEOインターンシッププログラムは、ハーバード、MIT、シカゴ・ブース、ウォートン、LBSなど、世界中の様々な学校のインターンを受け入れているため、これら全ての人々と関係を構築することができました。経験の観点からは、彼らが私の専門知識に非常に依存していることに驚きました。 MBAで培った知識は、優れたプロジェクトを実現するのに非常に役立ちました。

(M) 授業で学んだフレームワークをインターンシップ中に適用することで、IESEの経験を活用しました。特に私は異なる業界・職掌から来ていたので、会社とそのビジネス上の問題をよりよく理解するために、様々な利害関係者とのコミュニケーションなどのソフトスキルが不可欠でした。また、環境に慣れているわけではない状況下で、同僚との相互支援を得て、必要なときに助けを求めることの重要性も学びました。

(F) MBAの学生を雇用する企業は、やりがいのあるプロジェクトを提起し、独立して仕事を処理する成熟度があることを期待します。曖昧さを管理し、必要に応じて個人的な人脈を利用して必要な情報を取得するための戦略を柔軟に策定することが重要です。

 


どのように夢のインターンシップを海外で掴むか

(S) IESEには、多様な有益な資源があります。まず、キャリアサービスチームは、基本的に各分野に特化した専門家のグループであり、面接の準備からメンターシップや一般的なキャリアアドバイスまで、機会の源泉と採用過程に向けた訓練を支援します。第二に、プロフェッショナルクラブは様々なウェビナーとワークショップを開催しました。彼らは、面接の準備を支援したり、多様な業界でのキャリアへの期待を管理する方法について話し合うために、外部の業界専門家を招き入れます。第三に、年に2回開催されるキャリアフォーラムです。多くの国際的な企業がバルセロナのキャンパスに来て、会社のバックグラウンド、組織の文化、そして彼らが欲するプロフィールの概要を学生に共有しています。

(M) 企業は常にビジネスの成長を支援したり、短期的にビジネスを支援したりするために、MBAの学生を常に必要としているため、個人の人脈を活用して仕事を探すことをお勧めします。会社の規模が小さい場合や、特定のMBAインターンシッププログラムがない場合があるため、人事採用担当者と連絡を取り、積極的に話し合うことが重要です。多くの国際的なMBAインターンシッププログラムに応募することは、インターンシップの過程が地域や業界によって異なるため、面接への対処法を検討するのに役立ちました。

 


人脈構築にあたっての助言

(S) MBAを開始する前に、MBA後の目標を慎重に計画してください。同時に、様々なバックグラウンドを持つ人々と人脈を構築し、学ぶため、変化に開けていることも大事です。

MBA中に起きる全ての活動と授業の課題の量を踏まえると、2年間を通して集中できるように優先順位を付けることが不可欠です。

人脈構築については、「広く浅く」という戦略と「狭く深く」という戦略を採用する人に分かれます。最終的には、職業人としての輪を広げるだけでなく、チームメイト、先輩、卒業生、またはMBA後に狙いとしている業界で働いている人々との永続的な関係を築くことも重要です。

(F) 人脈構築は非常に重要です。働きたいと思っている業界の人々とつながりましょう。彼らは、有料で見つけられる情報や公開情報とは別の貴重な洞察を提供してくれるからです。より多くの情報があれば、交渉のテーブルで優位を得ることができ、製品の買い手や投資家などと交渉することができます。独自の人脈を構築することが不可欠です。IESE MBAは多様性が全てであり、そのおかげで様々なバックグラウンドの人々に触れることができます。