2024年9月入学向けIESE MBA出願のために知っておくべきこと

 

原文(英語)は、こちらをご覧ください。

 

皆さん、こんにちは。素晴らしい夏をお過ごしのことと思います!この度、2024年9月入学に向けた新しい出願受付を開始する運びとなりました。私も以前は皆さんの立場にいたことがありますので、少しでも不安を取り除き、疑問が解消されることを願っています!

 


出願期限 – 4ラウンド制

まず、出願期限を4ラウンド制に変更しました。第1ラウンドは9月、第2ラウンドは1月、第3ラウンドは3月、第4ラウンドは5月です。アーリーラウンドはなくなりましたが、ビジネススクールの決定を早く得たいとお考えの方は、R1に出願し、11月までに決定を受けることができます。ラウンド4では、5月に2週間のローリング・プロセスを実施し、MBA出願サイクルの後半に出願を決めた方で、GMAT/GREスコアやその他の出願書類がまだ不足している方に対応します。具体的な日程、決定、支払い期限などの詳細については、当校のウェブサイトをご参照ください。

通常、奨学金の大半は第1ラウンドから第3ラウンドで配分される傾向があるため、早く申請すればするほど奨学金を受けられるチャンスが増えます。最も重要なことは、早期締切に間に合わせるために申請を急ぐのではなく、準備ができた時点で申請することです。最高の自分を見せるチャンスですから、十分な思考とエネルギーを注ぎ込み、提出するものに誇りを持てるようにしてください。

 


GMATとGREの新しい試験形式

GMATとGREの試験形式が新しくなり短くなることに興奮されている方も多いと思います。GMAT Focus Editionと現行GMATの結果は、有効期限内であればどちらでも受け付けます。GRE試験も同様です。これら試験の変更は、IESEの入学審査プロセスおよびプログラムへの入学要件には影響しません。各試験のスコアスケールに基づき、あなたのスコアを考慮します。競争力のあるスコアを得るためには、GMATの680点に近いスコアを目標にし、少なくともGMATのスコアないしGREの同等のスコアで私たちが認める範囲に入ることをお勧めします。いつものように、ベストスコアのみを考慮しますので、複数回受験しても不利にはなりません。GMATスコアは私たちが見る出願書類の一面に過ぎず、強力なスコアはあなたの出願書類を強化しますが(特に奨学金を申請する場合)、入学を保証するものではありません。入学審査委員会はプロフィールを総合的に考慮し、出願書類、面接とアセスメントデイにおけるパフォーマンスといった全側面を考慮します。

試験時間が短くて済むのは間違いなく安心ですが、出願 プロセスの中で最も時間のかかる部分なので、試験準備を早め に始めることを強くお勧めします。

 


Kiraビデオエッセイ

今年は出願書類の一部としてビデオエッセイを提出する必要があります。これは新しい機能で、パーソナルエッセイに代わるものです。パーソナルエッセイの目的は常に、入学審査委員会が、受験生はどのような人で何が受験生を突き動かしているのかを深く理解することでした。ビデオ形式に変更することで、受験生からより信憑性のある直接的な回答を得ることができ、受験生の思考プロセスやコミュニケーションスタイルについてより深い洞察を得ることができると期待しています。

出願書類を提出し、出願料をお支払いいただくと、出願締切日までに完了していただくKiraビデオエッセイのリンクを24時間以内にお送りします。このリンクは受信後48時間で失効します。全ての指示はリンクとともに送付されます。リンクをクリックし、Kiraアカウントを作成すると、ビデオエッセイを提出する前に練習する機会が与えられます。ビデオエッセイには2つの問題があります。それぞれの質問に対して、回答が録画される前に準備する時間が与えられます。

回答時間は1分半しかありませんので、簡潔に、そして誠実に答えてください。繰り返しになりますが、入学審査委員会はあなたがどのような人かを知りたいと思っていますので、私たちが聞きたいと思うようなことを深読みしすぎないでください。

ビデオエッセイを含む出願書類を全て受け取って初めて出願書類が完成し、審査の準備が整ったとみなします。

ビデオエッセイも締切日の数日前に取り組み始め、締切日までに出願書類を完全に提出できるようにしてください。

 


卒業生の面接官

従来、入学審査の面接は、IESEの卒業生でもある入学審査委員会のメンバーや、場合によってはIESEの教職員が行ってきました。昨年はそれ以外のIESEの卒業生に面接を手伝ってもらいましたが、今年もこの方法を続ける予定です。IESEの卒業生たちは、MBA入学審査の支援に時間を割いてくれることで、共同体に貢献し、恩返しをしたいと考えています。卒業生の面接官は、当校のMBAプログラムに適した候補者を見極めるために、入学審査委員会によって慎重に選ばれ、十分な訓練を受けています。

面接に招待された受験生は、プロフィールと興味に基づいてマッチングされた入学審査委員会のメンバーか卒業生が面接と行います。面接は可能な限り、直接会って行われますが、日程などの都合上、大半はオンラインで行われます。私たちのチームや受験生は国際色豊かなため、オンライン面接の実施も可能です。バルセロナのキャンパスでの面接を希望される場合はご相談ください(東京オフィス注記:日本在住の方の場合、諸事情によりご要望にお応えできない可能性が高いです)。

 


アセスメントデイ

アセスメントデイはIESEの入学審査プロセスの個性的な部分であり、目新しいものではありませんが、この機会になぜ私たちにとって重要なのかを思い出していただきたいと思います。通常、バルセロナ、ニューヨーク、サンパウロの各キャンパスで開催していますが、新型コロナウイルス以降、オンライン形式でも開催しています。この目的は、入学審査委員会がグループにおける受験生のパフォーマンスを確認することです。IESEではチームワークと協調性を非常に重視しているため、受験生が多様なグループの中でどのように働くか、また私たちのような共同体で成功する可能性を確認したいと思います。同時に、受験生は将来のクラスメートや入学審査委員会の他のメンバーと知り合う機会が得られるので、双方にとってメリットがあります。

また、奨学金の決定にも影響を与える可能性があります。もし何らかの理由で参加できない場合は、事前にご連絡ください。私たちが既に持っている情報をもとに判断させていただくか、必要に応じて再面接にお招きすることもあります。

選抜された受験生はアセスメントデイに招待されますが、招待を受けなかったからといって次の段階に進めなかったわけではありません。入学審査委員会が何度も接したことのある受験生やよく知っている受験生であっても定員に限りがあるため招待状が届かない場合があります。しかし、バルセロナキャンパスで開催されるアセスメントデイに参加できる場合は、入学審査委員会にお知らせください。

アセスメントデイは通常楽しいグループ活動で、IESEがあなたに適した学校かどうかを判断するのに役立つことを期待していますので、招待されたらぜひ参加してください!

出願プロセスについてさらに疑問がある場合は、遠慮なく地域のアソシエイト・ディレクターにお問い合わせください。CVをご提出いただければ、あなたのプロフィールを拝見し、ご相談させていただきます。幸運をお祈りします、そして出願をお待ちしています!

 

敬具

パウラ・アモリム

MBAアドミッション・ディレクター

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