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IESEのGlobal Alumni Reunion 2023が本日バルセロナで開催され、世界的な不確実性の中で起業家精神がいかに前向きな変化と革新をもたらすかに焦点を当てた3日間のイベントが幕を開けます。
IESEの代表的な年次イベントであるGlobal Alumni Reunion には、トップCEO、世界的な講演者、学識経験者がIESEの55,000人を超える世界的な卒業生コミュニティのメンバーと一堂に会し、3日間にわたってネットワーキング、ディスカッション、学習を行います。今年は、バルセロナのIESEキャンパスで2日間にわたって約1200人が直接参加し、さらに数千人がオンラインで接続する予定です。
地政学的な緊張、紛争、持続可能性の課題など、世界的な混乱の中で、今年の会議のテーマである 「起業家精神の向上」は特に適切であると、IESE Alumni and Institutional Developmentのエグゼクティブ・ディレクターであるミレイア・リウスは述べています。「機会を発見し、創造し、適応し、課題を克服する能力を特徴とする起業家精神の繁栄は、世界中でイノベーションとポジティブなインパクトを推進する上で不可欠です。私たちが前向きな変化の立役者となるよう努力する中で、この会議は、激動の時代を乗り切るだけでなく、より持続可能で調和のとれた未来への架け橋となるよう、参加者を鼓舞し、力を与えることができます。」
トップCEOと起業家が知恵を出し合う
木曜日と金曜日には、世界中から集まった多国籍企業のCEOや起業家が、同窓会のアカデミックディレクターであるアンネロエス・ラエスやクリストフ・ゾットをはじめとするIESEの教授陣と、起業の課題と機会について話し合います。また、ディスカッションの合間には、専用のネットワーキングとアクティブラーニングセッションが行われ、Seat、Barcelona Health Hub、GFT、Boehringer Ingelheimなどの企業訪問も予定されています。
講演者は以下の通りです。
- フベルトゥス・フォン・バウムバッハ氏(Boehringer Ingelheim取締役会長兼CEO)
- アブバカル・スレイマン氏(ナイジェリア、Sterling Bank Plc CEO)
- スティーブ・バンドローザック氏 (Xerox CEO)
- アヌシャ・タバラジャ氏(Allianzアジア太平洋地域CEO)
- シルヴィー・ニコル氏(Henkel人事・インフラ・持続可能性担当上級副社長)
加え、以下を含む様々な起業家がセッションを行い、パネルディスカッションに参加します。
- プラスチックを通貨に変え、貧困と汚染をなくすためにブロックチェーンとリサイクルを組み合わせたスタートアップ、Plastic Bankの創設者であるデイヴィッド・カッツ氏
- 脳の健康を回復し、障害を最小限に抑え、患者のより良い生活を実現することを目指すハイテク企業、NeuroelectricsのCEO兼共同設立者、アンナ・マイクス氏
- 手頃な価格で環境に優しい肥料を開発した社会的企業であるBIOSORRAの創設者、イネス・セラ氏
- スペインの不動産会社Vivlaの創業者、イバン・ロドリゲス氏
- Mann Deshi BankとMann Deshi Foundationの創設者、チェトナ・シンハ氏
- 産業向けロボット機械を生産するHAASフランス・スペイン・マグレブCEO、ブルーノ・レア氏
- 革新と応用技術のリーダーであるイスラエル市場のハイテク企業に投資するCNMVにより規制を受けるオルタナティブ投資マネージャーで、Cardumen Capitalの創業パートナー、イゴール・デ・ラ・ソータ氏
- ビデオゲーム業界に投資するインド初のベンチャーキャピタルファンド、Lumikaiの創業者、サローン・セガール氏
Global Alumni Reunion を締めくくる土曜日には、ゴルフ・トーナメントや、マインドフルネスやハイパフォーマンスのための睡眠健康法などのトピックに焦点を当てたウェルビーイング・セッションなど、卒業生を対象とした様々な交流イベントが開催されます。