Class of 2019のケイト・ギマラエスが、非伝統的なバックグラウンドに関わらず大手テクノロジー企業で夏休みにインターンした経験について、寄稿しました。主なポイントは以下の通りです。詳細はこちらをご覧ください。
- MBA前にテクノロジー業界に知見があったわけではなかったが、IESE MBAがその扉を開いてくれた。業界内における仕事、その動きの早い文化とイノベーション環境を知れば知るほど、惹かれていくようになり、Facebookのロンドン拠点でインターンをする幸運に恵まれた。
- テクノロジー、戦略、広告のいずれにもバックグラウンドがなかったので、早々に、切迫したインポスターシンドローム(注:自分が周囲に対して実力があるかのように見せて周囲を欺いている、というような感覚に陥っていること)に陥ったが、周囲は驚くほどに協力的で自分の成長に投資してくれた。
- プロダクトマーケティングマネージャー(PMM)として、製品のビジネス機会と市場へのフィットを理解すべく、ブランド広告チームと協同して働いた。PMMは、市場の製品に対する声と商品の市場に対する声として動くものである。私のプロジェクトは中小のビジネスの成長を注視するもので、そのハイライトは顧客インタビューを複数実施したオースティン(テキサス)での経験だった。私は、営業チーム、データサイエンティスト、エンジニアといった様々な利害関係者に会い、顧客がどのように分類可能かを理解し、機会の溝を定量化し、製品向上を議論する必要があった。
- 本分野での経験はなかったものの、建築家のバックグラウンドを活かして視覚的且つ構造的にチームへ作業内容を示すことができたし、IESE1年目のマーケティングと戦略の授業は短期間での成功に不可欠だった。構造的な考え方は、数字を使ったり線を引いたりレポートを書いたりと、種々の様式に基づくものであり、様々な種類の職業で使われているものである。これを参考にして頂き、いわゆる非伝統的なバックグラウンドの方にも、IESEのプラットフォームを使ってテクノロジー関連の就業機会に是非、挑戦して頂きたい。必要なものは、同分野における情熱と挑戦を受け入れることのみである。