持続可能性に焦点を当てた2021年のGlobal Alumni Reunion

 

原文(英語)はこちらをご覧ください。

 

IESEの「Global Alumni Reunion 2021」が木曜日に開催され、過去最高の5,000人が参加登録しました。今年は、より持続可能な世界への移行に向けて企業が役割を果たすことが緊急に必要な内容を模索する年次イベントです。

本同窓会は、新型コロナウィルスが世界中に広がってから初めて開催されるもので、スペインやその他の地域でより大規模な対面式のイベントが再び可能になったことを受けて行われるものです。同窓会は、11月11日から13日まで、数ヶ月前に完成した最高の環境基準を適用したIESEの新しいマドリッドキャンパスで開催されます。

「今年、新型コロナウィルス後初めて、本同窓会を再び開催できることを嬉しく思います。今回のイベントは、あらゆる面で新しく、革新的です。持続可能な建築のモデルとなっているマドリッドの新キャンパスで、個人的なセッションを行います」とIESE卒業生・組織開発部長のミレイア・リウスは述べています。

「また、参加者がオンラインでつながり、イベントを選んだり、他の人とネットワークを作ったりするオプションもあり、すべての人にユニークでカスタマイズされた体験を提供しています。「また、世界的に活躍するスピーカーの方々が、ご自身やお仕事にとってのサステナビリティの意味を語ってくださるという、他に類を見ないラインナップとなっています。これまでで最もインパクトのあるGlobal Alumni Reunionになることをお約束します」。

 


新しいサステナブル・リーダーシップ・イニシアチブ

このイベントの一環として、IESEは新しい「Sustainable Leadership Initiative」を発表しました。このイニシアチブでは、金融部門、都市・地域社会、公正な移行のために企業を導くことにあたっての持続可能性の3つを主な調査分野としています。

「持続可能性は、IESEのビジネスへのアプローチにおいて、設立当初から不可欠な要素でした。IESEは設立当初から、持続可能性をビジネスに対する重要な要素としてきました。長期的なビジョンを持ち、コミュニティや人々に貢献するビジネスを創造することを常に心がけてきました」と、この新しいイニシアチブのディレクターで持続可能性の専門家であるファブリツィオ・フェラーロ教授は述べています。「今年の Global Alumni Reunion のテーマを持続可能性としたのは、今の時代にこれほど重要な課題はないと考えたからです。企業やビジネスリーダーが行動を起こすべき時は今であり、IESEはより持続可能なビジネスモデルへの世界的な移行を推進することを約束します」

このイベントでは、どのようなビジネスモデルがあり得るのか模索すべく、Mckinseyのシニアパートナーであるビビアン・ハント氏、ハーバード大学の政治哲学教授であるマイケル・サンデル氏、Inditexの会長であるパブロ・イスラ氏、Telefonicaの会長兼CEOであるホセ・マリア・アルバレス=パレテ氏の基調講演をはじめ、約35名の世界的なビジネスリーダーや政策担当者が参加します。

全体会議に加えて、以下のような著名なリーダーによる12のセッションが用意されています。

ジェーン・フレイザー 氏(Citi CEO )
ジャン・ルミエール氏 (BNP Paribas 会長)
マリア・ネイアa氏(WHO、公衆衛生・環境部長)
ハラ・トマスドッティル氏(B Team, CEO)
水野弘道氏(革新的金融と持続可能な投資担当国連特使)
フランチェスコ・スタラーチェ氏(Enel, CEO)
ハビエル・ゴイエネチェ氏(ECOALF創設者)
エンリク・アスンシオン氏(Wallbox Chargers創設者兼CEO)

また、11月11日にはマドリード市長のホセ・ルイス・マルティネス=アルメイダ氏が開会を支援し、11月12日にはマドリード州大統領のイサベル・ディアス・アユソ氏がセッションを締めくくります。

11月13日は、同窓生のためのゴルフトーナメント、イグナシ・カンブラ氏(EMBA  Class of 2021)によるピアノコンサート、マドリッドキャンパスの特別ツアーなど、社会的・芸術的イベントに専念する一日となります。

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11月11日 13:30-19:30 こちらでご覧ください。

11月12日 12:45-18:40 こちらでご覧ください。