原文(英語)は、こちらをご覧ください。
コンサルタント、会社員から転身した人、そしてVC志望者がMBAに入り、卒業するころにはポッドキャストが生まれていました。
IESEで過ごした2年間、シュルティ、プレルナ、ダミアンは、ヨーロッパのベンチャーキャピタル業界への転身を目指し、数え切れないほどのコーヒーチャットを重ね、業界のさまざまな立場の人たちから得た貴重なアドバイスをノートいっぱいに書き留めてきました。アナリスト、スカウト、GP(ゼネラル・パートナー)、LP(リミテッド・パートナー)など、幅広い業界に投資する人々です。
そこで得たアドバイスは実にさまざまでした。そして、それによって一つの考えがより確かなものになりました。それは、ベンチャーキャピタル業界への入り方は人によってまったく異なり、したがって万人に通用する「攻略法」は存在しない、ということです。
だからこそ、私たちは「The Fund Side」を立ち上げることにしました。
このポッドキャストは、私たちが日々交わしていた多種多様な会話を記録するための手段として始まりました。扱うテーマは、業界、職種、VCへの入り方――その方法は一人ひとり異なります――、体系的に学ぶためのリソースなど、多岐にわたります。
ベンチャーキャピタル業界に入るための決まったプレイブックはありません。そこで私たちは、IESEの仲間たちのために、1エピソードずつ自分たちなりのプレイブックを作っていくことにしました。
その結果生まれたのが、コーポレートVCへの転身を目指す人も、スカウトになりたい人も、それぞれ参考となる情報を見つけられるデータベースです。
同じような疑問を抱えながら道を模索している3人によって作られた「The Fund Side」は、その答えをすでに見つけたIESEコミュニティの人々から集めた知見の集積なのです。
私たち3人が成長するにつれて、「The Fund Side」も一緒に成長しています。
シーズン1は、プレルナとシュルティが、卒業後にベンチャーキャピタル業界に入ったばかりの卒業生や、実際にVCのキャリアを試してみた卒業生と話すところから始まりました。
ヒューは、VC業界にどうやって入るのかについて率直に語ってくれました。単に公募に応募するだけでは、「たいていは、ただ虚空に向かって応募書類を投げ込むようなものです」と言います。
そのため、彼が取ったアプローチは、直接人に連絡を取ること、そして学生であるという立場を最大限活用することでした。なぜなら、「人は学生と話すのが好きだからです」。
メルセデスは、コンサルティング会社からのオファーを確保した後、MBA2年目を使ってVCの仕事を試してみた経験について話してくれました。
また、コンサルティングとVCがなぜこれほど違って感じられるのかについても説明しています。ベンチャーキャピタルでは、「創業者から多くを学びます」し、さらにエコシステム全体がどのように機能しているのかという点からも、多くを学ぶことができるからです。
シーズン2では、ダミアンが3人目のホストとして加わりました。
ゲストもよりキャリアを積んだ人々へと広がり、好きな朝食の話からAIまで、さまざまなテーマについて語っています。
カイルは、極めて端的にこう話しました。
「私たちは、AIに投資するためだけにAIへ投資しているわけではありません。」
そしてニキルは、AIを本当に使いこなしている人を見極めるためのポイントを教えてくれました。
彼が高く評価する企業では、候補者との面接で、仕事においてAIをどう使っているかだけではなく、私生活でAIをどのように使っているかについても質問するそうです。
「The Fund Side」は、さまざまなキャリアの歩みや、キャリア形成・成長に関するアドバイスを蓄積する場所です。その知見を共有しているのは、リスナーよりほんの数年前に同じ挑戦に取り組んでいた人々です。
そして今、「The Fund Side」は、互いを支え合い、高め合うというIESEの価値観を体現するコミュニティへと成長しつつあります。
私たちとの対話のために時間を割いてくださったゲストの皆さん、そしてポッドキャスト初心者3人による編集を信頼して任せてくださったことに、心から感謝しています。
普段の何気ないコーヒーチャットを記録し、仲間たちがそこから学べる形にすることを、私たちは心から楽しんできました。
そしてシーズン3へと向かうこれからも、引き続きIESEコミュニティに価値を届けていければと願っています。
執筆:シュルティ・スリニヴァサン、プレルナ・ナタニ(MBA Class of 2026)、ダミアン・デスーザ(MBA Class of 2025)

