IESE MBAアドミッション・ディレクター パスカル・ミケルスへのインタビュー(ELLIN LOLIS CONSULTING)

 

ブラジルのエッセイカウンセラーによるインタビュー形式にて、IESE MBAアドミッションのヘッドにあたるパスカル・ミケルスが複数の点について回答しました。主なポイントは以下の通りです。

  1. Early Decision Round
    • 昨今、早期出願の傾向が顕著であり、その流れを踏まえて新たに設定。
    • 初回デポジット(3,000ユーロ)の支払期限は11/16。2回目(7,000ユーロ)は1/30。
    • (法的拘束力の有無についての質問に回答する形で)アドミッションの会話にて法的術語は好まないが、IESEから発行される全てのアドミッションレターはIESEとして固いコミットメントを示すもの。志願者側の立場から言えば、2度のデポジットの支払い(返還なし)がコミットメントを正式なものとすると考えられ、それは法的拘束よりも効率的な方法と思料。実際に2回目の支払を完了した後に、合格辞退する例は極めて例外的。
    • 奨学金の獲得には、本ラウンドを含め早期ラウンドでの出願が有利。
  2. ビデオエッセイの撤廃
    • 志願者の負担を考慮。
  3. Essay Question 1 “How do you expect to be changed by your experience at IESE and what impact you would like to make after your MBA?
    • 言葉尻に囚われず、一歩下がって自身をIESEの視点に立って見つめ直すことが望ましい。
    • 志願者自身がIESEをどのように見ているかをアドミッション・コミッティーに示す機会であり、志願者とIESEの関係の力学を繰り返し模索することが望ましい。
  4. 就職実績
    • 現在、夏のインターンを実施している在校生が、戦略コンサルファーム大手三社(マッキンゼー、ボストン・コンサルティンググループ、ベイン・アンド・カンパニー)だけで40人にのぼる。

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