親愛なる、入学予定のMBA Class of 2028の皆さんへ

MBA Class of 2026の学生代表サンジュナ・グプタと副代表ディエゴ・ロサレスが寄稿しました。原文(英語)は、こちらをご覧ください。

 

 

いよいよカウントダウンが始まりました!あと数週間で、IESE MBA Class of 2028の皆さんをキャンパスに迎えることになります。MBA生活を初日から最大限に充実させてもらうために、MBA Class of 2026の学生代表サンジュナ・グプタと副代表ディエゴ・ロサレスが、「IESEに入学する前に、自分たちも聞いておきたかった」と思う助言をお伝えします。

 

まずは合格、本当におめでとうございます!!!皆さんは、世界有数のビジネススクールであるIESEで学ぶ権利を、自らの力で勝ち取りました。ここにたどり着くまでにどれほどの努力が必要だったとしても、そのすべてに価値がありました。何よりもまず、少しだけ立ち止まって、その事実をじっくり噛み締めてください。

この瞬間を祝いましょう。一生に一度とも言える旅が、もうすぐ始まります。

私たちも2年前の9月、まさに今の皆さんと同じ場所にいました。自分たちがいったいどんな冒険に飛び込んだのかも、この短い期間に仕事面でも人間としてもこれほど大きく変わることになるとも、当時は知りませんでした。そして今、次の世代へバトンを渡すにあたり、初日に誰かから教えてもらいたかったことを、いくつか皆さんにお伝えしたいと思います。

 


皆さんが築くのは、単なる「ネットワーク」ではなく「家族」です

最初のうちは、単にクラスメートと知り合っているだけのように感じるでしょう。でも、そうではありません。皆さんが出会っているのは、試験前の勉強会、面接対策、喜びの瞬間、不採用の知らせ、人生の変化、そして午前2時に「当初の予算の2倍も使ってしまった」と気づく瞬間まで、一緒に過ごすことになる人たちです。

だからこそ、時間と余裕があるときには、ディナーや旅行、セクションの恒例行事、ちょっと参加するのに勇気が要りそうなクラブイベント、海外モジュールなどに、できるだけ「イエス」と言ってみてください。

もちろん、自分自身の健康や必要としていることにも耳を傾け、バランスを取ることは大切です。そして、自分のセクション以外の人たちの名前も覚えてください。最終的には、教室で隣に座っている人たちと同じくらい、大切な存在になるからです。

 

ここで皆さんの人生を変えるのは、すでに知っている人たちだけではありません。これからは、考えられるあらゆる意味で、自分のコンフォートゾーンから完全に飛び出すことが大切です。仲間たちの文化について知ってください。彼らがしてきた旅、仕事での経験、苦労、そこから得た学び、そしてそれ以外のさまざまなことについて知ってください。それこそが、MBAが皆さんに与えてくれる最高の贈り物です。

 


計画は持つ。でも、変わることを恐れない

次のキャリアで何をしたいのかが明確に決まっているなら、その目標を大切にしてください。一方で、まだ決まっていなくても問題ありません。あるいは、卒業までに目標が3回変わったとしても――実際、皆さんの多くがそうなるでしょう――まったく問題ありません。周囲にあるものを、すべて活用してください。

CDC(キャリア・ディベロップメント・センター)、クラスメート、2年生、卒業生、教授陣。そして、一見すると自分の進路とは何の関係もなさそうな会話も大切にしてください。ある瞬間、突然それが自分のキャリアにつながることがあるからです。「自分には合わないかもしれない」と思う企業の説明会にも参加してみてください。聞きにくい質問も、あえてしてみてください。

ここには、まだその存在すら知らない扉が、いくつもあります。

 


苦しい時期も、この経験の一部です

これは、事前にどれだけ言われても十分ではないことの一つです。旅行やお祝いといった楽しい出来事の一方で、個人的な困難、激しい議論、夜遅くまで続く作業、思い通りにいかない面接、そして「そもそもMBAに来たのは正しかったのだろうか」とすべてを疑いたくなる瞬間も訪れます。それは普通のことです。そして、そう感じたからといって、皆さんが何かを間違えているわけではありません。

そんな時こそ、自分自身に優しくしてください。「助けが必要だ」と自覚するよりも前に、助けを求めてください。このプログラムに参加している全員が、それぞれ何かを抱えています。何もかもうまくいっているように見える同級生でさえ、同じです。チームやセクション、友人を頼ってください。そのために、彼らは本当にそこにいるのです。そして、「誰かと話したい」と自分から声を上げることで、ほかの人たちも同じように声を上げる勇気を持てるようになります。

 


Quality In, Quality Out――注いだものの質が、得られるものの質を決める

この言葉は、これから何度も耳にすることになるでしょう。そして、何度聞いても真実です。この経験に自分が注ぎ込んだものが、そのまま自分に返ってきます。きちんと準備をして授業に臨んでください。「自分が発言していいのだろうか」と迷ったときでも、手を挙げてください。野心的なプロジェクトに、自ら進んで参加してください。苦労している同級生がいたら、助けてください。自分が知っていることは惜しみなく共有してください。そして、自分が知らないことに対しては、いつでも、いつでも、いつでも好奇心を持ち続けてください。

キャリアに関するチャンスも、数多くあります。ただし、それらは自分自身で見つけ、努力してつかみ取らなければなりません。規律を保ち、焦らず、必要なときには休んでください。そして、人生を変えるこの経験を最大限に味わってください。これは短距離走ではなく、マラソンです。その意味は、皆さんもすぐに分かるようになるでしょう!

 


この共同体は、2028年5月で終わるものではありません

私たち自身が気づいた、とても大切なことがあります。卒業生が最も後悔しているのは、ある仕事の機会を逃したことではありません。このクラスで築いた親密なつながりが、いつの間にか薄れてしまったことです。卒業して10年になるある卒業生は、私たちにこう話してくれました。「この絆は、特に手入れをしなくても続くものだと思っていました。でもある日気づいたんです。自分のことを誰よりもよく知ってくれていた人たちとの一番身近な接点が、LinkedInの近況アップデートになってしまっていたことに。」

 

 

私たちは今、このつながりをこれからも維持していくための仕組みづくりに取り組んでいます。地域ごとのネットワーク、常に更新され続ける卒業生名簿、時差を越えて本当につながり続けるためのコミュニケーション・チャネル――。まさに、先ほどの卒業生と同じ経験を皆さんにしてほしくないからです。しかし、この共同体を強く保つうえで何よりも大切なのは、最初からそのつもりで共同体を築くことです。このつながりを何十年も生かし続けるのだという意思を持って、築いていってください。それだけの価値が、本当にあります。

さあ、Class of 2028の皆さん。

2年後、金銭的には今より少し貧しくなっているかもしれません――バディア教授お気に入りの「会計の質問」について、ぜひ2年生に聞いてみてください。

でも、本当に大切なそれ以外のすべてにおいて、皆さんは今よりずっと豊かになっているはずです。

忘れないでください。ここで経験する困難な瞬間が教えてくれるのは、成長すること、そして逆境から立ち直る力です。このMBAを終える頃には、皆さんはより良いリーダーに、より良いプロフェッショナルに、そしてより良い人間になっているでしょう。ただし、それは、苦労した経験そのものにも意味を持たせることができた場合に限ります。

Class of 2028の皆さん、この唯一無二の素晴らしい冒険へようこそ。皆さんは、自らの力でここにいる権利を勝ち取りました。これから皆さんが、教室の中で、そしてこれから一員となるコミュニティの中で、どんなものを築いていくのか。私たちは、それを見るのを心から楽しみにしています。