新型コロナウィルスを踏まえての550万ユーロの奨学金への充当

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IESEは、新型コロナウィルスの影響のために勉学の資金を調達できない若いプロフェッショナルや有望なマネージャーのために、550万ユーロを奨学金に充てます。

奨学金は、プログラムへの入学審査の過程にあり、新型コロナウィルスのために個人の財政状況が変化した人々、及びCOVID-19の影響を最も受けているセクターで働いている一部の候補者等が対象となります。

IESEはこの支援により、学校が奨学金に充てる通常の額を15%引き上げ、今後数年間の経済回復に貢献できる有能な個人が必要な教育とプロフェッショナル能力の開発を受けられるように努めていきます。

「新型コロナウィルスの影響により会社を率いる才能がある人が教育や能力開発を中断してしまうような事態は避けたい。」と学長のフランツ・ホイカンプは言います。 「これまで以上に、我々の社会へのコミットメントにより、経済的および社会的問題の解決に貢献するリーダーの育成が促されています。特に、これらの奨学金を提供してくれたパートナー企業や卒業生の寛大さに感謝しています。」

IESEは、新型コロナウィルスの影響を最も受けたセクターとプロファイルを特定しました。

若い人材は、雇用が減少している弱い労働市場に直面しているため、新型コロナウィルスの影響を特に受けています。このため、新型コロナウィルスの奨学金のほぼ半分は、23歳から30歳までのMiMまたはMBAの取得に関心のある若者に向けられます。 MBAの場合、Class of 2023から当該奨学金が提供されます。

働くプロフェッショナルの間で、中間層のマネージャー、特に中小企業におけるマネージャー層は、新型コロナウィルスによって昇進と成長の機会が縮小していくのを目の当たりにしました。したがって、奨学金は、自動車、観光、航空、流通、ファッションなど、危機で最も大きな打撃を受けた5つの業界で働く、潜在能力の高い中堅マネージャーにも提供されます。関係するプログラムは、Executive MBA、PDD(Programa de Desarrollo Directivo)、PMD(Program for Management Development)です。

新型コロナウィルス奨学金は、プログラム料金の25%から50%をカバーします。

申し込みは2020年7月8日から受け付けられ、各プログラムの開始日にもよりますが、2020〜21年度を通じて継続されます。これは、MiMおよび企業研修・エグゼクティブ教育にのみ適用されます。 MBAの場合、Class of 2023に適用されます。

ご興味のある方は、IESEの財政支援に関するページで新型コロナウィルス奨学金に適用する条件を参照できます。

IESEは、奨学金および支援プログラムに、収益の6%以上を割り当てています。 新型コロナウィルス奨学金に加えて、学校には起業家、女性、社会部門で働く人々への支援を含む、様々なプログラムやグループのための特定の奨学金があります。このため、IESEは120以上のパートナー企業や友人の支援とその寛大さに感謝しています。