LGBTQ+ MBA Conferenceにて2位に君臨したIESEチーム

 

原文(英語)はこちらをご覧ください。

アダーシュ・ナイール(インド、MBA Class of 2021)、クリス・コラッジョ(米国、MBA Class of 2021)、パトリシア・ロヨ(ブラジル、MBA Class of 2022)、ピユシュ・メディラッタ(インド、MBA Class of 2022)が構成するIESEのLGBTQ+ MBA学生のグループが、 Bain and Companyが主催する2020 Reaching Out MBA(ROMBA)コンサルティングケースコンペティションにおいて、18のトップクラスのチームの中で2位になりました。

ROMBAは、世界中のLGBTQ+のMBA在校生と卒業生を支援する、米国を拠点とするNGOです。

その会議では、2,000を超えるMBA生と100の企業パートナーがネットワークに参加し、将来を見据えたトピックに取り組み、共有するアイデンティティを以て繋がりを構築します。

80人のIESE LGBTQ+の学生等のコミュニティであるOut for Businessが正式に会議に参加したのはこれが初めてでした。

ピユシュは、「LGBTQコミュニティが集まるのを見て、とても嬉しく思いました。

ターゲット企業の連絡先を入手し、コンサルティングファームに応募する際の面接準備のために非常に役立つリソースを入手し、パネルディスカッションにおいて交差性やその他の話題について学びました。」と述べます。

米国での人種的正義に対する最近の抗議に触発された2020年のケースは、ロサンゼルスのクリーンテックインキュベーターでのダイバーシティとインクルージョン(D&I)の改善に関するものでした。

チームは、多様な表現を改善し、D&Iを組織に統合し、より幅広い技術セクターでの影響力を向上させる10年間の戦略計画と実行可能なタイムラインを考え出す必要がありました。

IESEチームの計画は、D&Iを中心とした一貫した一連の目標、指標、およびイニシアチブを作成しました。

それらは、D&Iの目標、説明責任、社会的及び環境面に鑑みてあるべき内容に関する教育、及び社会から取り残されたバックグラウンドから一層多くの人々をクリーンテックの領域における労働力として引き込むための職業訓練プログラムの中心に位置づけられるものでした。

「Let’s ROMBArca」という名前のIESEチームは、2,500ドルを勝ち取り、一層重要なことは、IESEとOut for Businessの両方を代表しながら、米国内外のトップビジネススクールの1つとして存在感を示したという誇りです。
LGBTQ +コミュニティとして組織した最初の年に、8人の学生が会議に参加し、2つのIESEチームがコンテストに参加し、そのうちの1つが世界中のトップビジネススクールを打ち負かしたのは、私にとって驚くべきことです。

 

チームの経験で最も印象に残ったことについて、パトリシアは、次のように述べています。

「過去の経験に基づいて、プロジェクトの共通の目標と戦略を一緒に見つけることができたのは驚きでした。我々は多様なバックグラウンドを持っているので、皆、テーブルに何か違うものをもたらし、お互いを非常にうまく補完しました。」

アダシュはまた、次のように述べています。

「全員がLGBTのチームで働くという初めての経験としても、素晴らしく、思い出深いものでした。」

学んだ内容について、ピユシュは、次のように述べています。

「私自身が同性愛者であるため、ダイバーシティとインクルージョンの話題は常に私の心に突き刺さるものでした。しかし、これは思考を現実に結びつける最初の機会でした。個人的には、高品質の製品を生産するためのこのような限られた時間においてやり抜くには、構造化された規律あるアプローチが必要であることを学びました。」

パトリシアは、「私は自分のアイデアを明確な目標と戦略にうまく構造化する方法を学びました。」と述べて同意しました。

ケースコンペティションの将来の参加者に対しての助言は、以下の通りです。

アダシュ:頑張ってください!楽しいですよ、そしてたくさん学ぶことになるでしょう。 LGBT MBAの学生だけがいるチームで働くことは、比類のない経験です。

パトリシア:貢献するだけでなく、仲間から多くを学ぶ独特な機会があります!それを利用してください。解決しようとしている問題の核心を探し、大胆になることを恐れないでください。

ピユシュ:協力して様々な視点に耳を傾け、最終目標を念頭に置き、思考を構造化するためのフレームワークを取り入れて、それを目指しましょう!

クリス:そもそもなぜ参加登録したのか覚えておいてください。学び、素晴らしい経験をしたかったので、我々の原動力はリラックスして楽しむということでしたが、なすことにも誇りを持っていたかったのです。我々はブランチを通じて絆を深めましたが、お互いのアイデアについても議論を交わしました。本当に充実した体験でした!

 

もし、あなたがLGPTQ+で、出願を検討しているのであれば、あなたと話したくて仕方がないOut of Businessの誰かに遠慮なく連絡してください。

● クリス・コラッジョ (Out for Business Pres.,米国 ‘21) – christopher.coraggio@iese.net
● ピユシュ・メディラッタ(Out for Business VP, インド, ‘22) – piyush.mediratta@iese.net
● カミラ・セルパ (ブラジル, ‘22) – Camyla.serpa@iese.net
● セリオ・カストロ (Out for Business VP, エクアドル/米国, ‘22) – celio.castro@iese.net
● パトリシア・ロヨ (ブラジル, ‘22) – patricia.royo@iese.net
● ハサニ・ブルック (Out for Business VP, バルバドス,‘22) – hasani.brooks@iese.net
● チャオ・ティアニ (豪州, ‘22) – tianyi.zhao@iese.net